大友啓史監督&妻夫木聡さんが新潟を訪問! 9/19(金)公開 映画『宝島』新潟キャラバン
妻夫木聡さん、映画『宝島』新潟キャラバンで「先人の想いを未来へつなぎたい」
9月19日(金)公開の映画『宝島』の宣伝アンバサダーとして全国キャラバン中の大友啓史監督と、俳優の妻夫木聡さんが、山形キャラバンを終え、8月3日(日)に、15カ所目となる新潟を訪問。新潟市内にあるFM新潟での公開収録を終えた後、二人はT・ジョイ新潟万代での舞台挨拶に登壇し、観客からの質問に答えるかたちで、映画への熱い想いを語りました。
妻夫木さんは、過去に大友監督の作品である映画『ミュージアム』(2016年)や、大河ドラマ『天地人』(2009年)などの出演作品で新潟を訪れたことがあり、「新潟の皆さん、お久しぶりです!」という第一声から始まった舞台挨拶。先行上映を観終えたばかりの観客席からは大きな歓声が上がり、新潟での舞台挨拶は温かい雰囲気でスタートしました。
観客からの「作品を通じて自身にどんな変化があったか」という質問に対し、妻夫木さんは「未来への向き合い方が変わった」と明かす。
「今回の作品と向き合うにあたって、いろんな方にお話を聞いたり、取材をさせていただいたりしたんです。そのなかで出会った“千原エイサー”という伝統の踊りがあって、お盆に先祖と一緒に踊るために、形を変えずに受け継がれてきたそうなんです。その話を聞いたときに、『死』って終わりじゃないんだなと。それまで『死』って、どこか終わりというふうに捉えていたんですけど、思いはずっと残って、僕らはその思いに支えられて生きている。だからこそ、未来に何を残せるかを考えるようになりました」
そして、「今作をどんな人達へ届けたいか」と聞かれると?
「世代を問わず観てほしいですが、特に若い人たちに届けたい気持ちがあります。僕自身、この映画で初めて知ったことも多く、知らなきゃいけない、忘れちゃいけない過去があると痛感しました。今年は戦後80年。この作品が、希望ある未来への一歩になればと思って、全国を回っています」
続いて大友監督は、自身が過去に手がけたNHKの連続テレビ小説『ちゅらさん』を振り返りながら、「本土復帰前の沖縄と向き合わなければ、本当の意味で沖縄を描いたことにならないんじゃないかと思った」と語りました。これまで20年以上にわたり沖縄の歴史を独自に調べてきた中で、本原作と出会った大友監督。今回、妻夫木さんらが演じる「戦果アギヤー」という人たちの存在、そして、彼らの死が今に生きる人々の命につながっているという話に衝撃を受けたと言います。「知らないことを知ることも、立派なエンターテインメント。気づきを与える作品になれば」と作品への想いを語りました。
また途中、妻夫木さんは現地の美術館で見た集団自決のあった洞窟・チビチリガマの絵について触れ、涙を堪えながら「先人たちの想いを胸に、僕らはちゃんと生きて、希望ある未来を残したい」とも語りました。
イベント終盤には、最新のポスタービジュアル3種がスクリーンに一斉に映し出され、観客の前でお披露目。妻夫木さんらの掛け声にあわせて映し出された壮大なポスタービジュアルに、大きな拍手が会場を包みました。妻夫木さんと大友監督は、それぞれのポスターのシーンを振り返りながら、一つ一つに込められた想いを語り、あらためて作品の世界観を共有しました。
最後に大友監督は、「今回の映画は、声なき声を届けたいという想いで、6年かけて完成させました」と振り返り、「今日この場で、新潟の皆さんに作品を手渡せたことが本当に嬉しい。観て何かを感じた方は、ぜひ“大友組の一員”として一緒に映画を広めてほしい」と、観客一人一人に語りかけるように呼びかけ、舞台挨拶を締めくくりました。
映画『宝島』のキャラバンは続きます。
2025年9月19日(金)公開 映画『宝島』
原作:真藤順丈『宝島』(講談社文庫)
監督:大友啓史
出演:妻夫木聡、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太
2025年/日本 配給:東映/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント ※PG12
(C)真藤順丈/講談社 (C)2025「宝島」製作委員会

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