Komachi Presents 男女共同参画プロジェクト「ワタシスタイル」vol.13 一般社団法人 新潟県労働衛生医学協会附属 岩室リハビリテーション病院
Komachi Presents 男女共同参画プロジェクト「ワタシスタイル」vol.13 一般社団法人 新潟県労働衛生医学協会附属 岩室リハビリテーション病院
「男性はこうあるべき」「女性はこうあるべき」といった無意識の偏見や思い込み「アンコンシャス・バイアス」の緩和を目的に官民連携で立ち上げた「Komachi Presents 男女共同参画プロジェクト『ワタシスタイル』」。
本企画では、ジェンダーギャップ解消に関する県内各企業の取り組みや、アンケートを通じた読者のリアルな声を連載形式でご紹介します。
第13回は、「一般社団法人 新潟県労働衛生医学協会附属 岩室リハビリテーション病院」の荒井さんにお話を伺ってきました。
3姉妹の母として、看護師として。チームワークで私らしい働き方をかなえる
一般社団法人 新潟県労働衛生医学協会附属
岩室リハビリテーション病院
荒井 玲香さん
Profile:
高専の看護科を経て、21歳で入職。回復期リハビリテーション病棟で看護師として勤務し、勤続14年目。3姉妹の母で、春に育休から復帰。
検診機関が運営する全国初のリハビリ専門病院
一般社団法人新潟県労働衛生医学協会の附属病院として、1970年に自然に恵まれた豊かな土地に開設された岩室リハビリテーション病院。交通事故や労働災害、脳卒中などによる後遺症の回復期リハビリテーション病棟をはじめ、居宅介護支援事業所、介護医療院の計190床を有した、検診機関が運営する全国初のリハビリ専門病院です。
回復期リハビリ病棟では、365日体制で質の高い支援を実施し、現在では約8割の在宅復帰率を実現。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が、医師、看護師、介護福祉士、社会福祉士と連携し、「リハビリ医療で関わる人々を笑顔に」をミッションに、患者さん一人ひとりの生活機能回復をサポートしています。
仕事のチームワークが働き方にも生きる
同院では、多様なケースに対応したリハビリを高度な専門知識を持つチームで支えています。その一人が、21歳で入職し、現在は看護師として14年目を迎える荒井玲香さん。「職場体験の際に感じた和気あいあいとした雰囲気に魅力を感じて入職しましたが、実際に働き始めてもギャップがありませんでした」と荒井さん。
リハビリに欠かせないチームワークは、働き方や職場環境にも根付いています。勤務体制では、定時は8時30分から17時15分のところ、荒井さんは保育園の送迎に合わせて9時から17時15分の短時間勤務を選択。他の職員も8時半から16時など、ライフスタイルに合わせた勤務が可能で、通勤事情や家庭の状況に応じて相談しながら柔軟に勤務しています。「学生時代の実習では、上下関係が厳しく相談しづらい印象の病院もありましたが、弊院は何でも相談し合うのが大前提。長年働き続けられる秘けつだと思います」。
双子の出産後は産後うつに悩まされたという荒井さん。「当時も、同僚の理解や相談できる職場環境に支えられました」と振り返ります。小さな子どもがいる家庭ではネックになりがちな夜勤も、月2回かつ土曜のみに制限。家庭との両立を重視したサポートのもと、正職員として安心して働き続けています。
手厚く具体的な指導が、お互いに支え合う文化に
荒井さんが新人時代に支えられたのは、先輩看護師がマンツーマンで伴走するプリセプター制度の期間の長さです。一般的には1年程度で終了することが多いなか、同院では3年間にわたりサポートすることで、技術や知識を着実に身につけられる環境が整っています。
「患者さんとの向き合い方についても指導の一環でした。当時、脳卒中の患者さんの言葉が聞き取れず、対応に悩んだときがありました。『分からないときは正直に伝えて一度退室し、周囲に相談してから再度本人と向き合う』といった先輩からの具体的なアドバイスに救われました」と語ります。
また、新人職員の夜勤開始時期についても、同院では遅めに設定されています。十分な経験と自信を養い、段階的に次のステップに進めることで、自信を持って業務に取り組めるよう配慮されています。
手厚い教育を受けた職員が成長し、次の世代の先輩として後輩を支える文化が根付いた結果、同院での新人の離職率は非常に低い水準を維持。充実した制度と職場風土が、多くの好循環を生み出していました。
魅力POINT
3年間のマンツーマンサポートで安心して成長できる職場
新人看護師には、3年間にわたり先輩がマンツーマンでサポートするプリセプター制度を設けています。時間をかけて段階的に経験を積むことで、仕事の自信をつけてから次のステップへ進めます。
また、困ったことは何でも気軽に相談できる文化が根付いていることで、長く働き続けられる環境が整っています。
2年に一度の研修旅行で部署を超えた交流を深める
異なる部署のスタッフと交流を深め、異文化に触れることで視野を広げることを目的とした研修旅行も充実しています。研修旅行は国内から海外におよび、温泉やテーマパークなど複数のコースから選択可能で、多くの職員に好評です。
楽しい時間をともに過ごすことで、仕事のモチベーションアップにもつながっています。
一般社団法人 新潟県労働衛生医学協会附属 岩室リハビリテーション病院
1970年に開設した県内初のリハビリテーション専門病院。回復期リハビリテーション病棟では看護師とリハビリスタッフなどが多職種連携でチームを組み、患者一人ひとりに合わせた機能回復と在宅復帰を支援。

関連記事

注目記事ランキング
ログインして
もっと便利に!
